【be動詞】is・am・areの使い分けはどうする?異星人との英会話で学ぶ基礎

【be動詞】is・am・areの使い分けはどうする?異星人との英会話で学ぶ基礎 英語
当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

 21世紀はグローバル化の時代です。グローバル化とは、交通手段や情報技術の発達によって、ヒト、モノ、カネ、情報が国境を越えて移動することです。

 22世紀はグローバル化が地球規模から宇宙規模へと広がるかもしれません。地球以外の星に知的生命体が存在し、地球にやって来た彼らと人類が交流して――。

 そんな時代には、世界共通語の英語が異星人との会話が使われる可能性があります。このように考えると、英語を勉強したくなってきませんか?

 まずは、英語の基礎の基礎であるbe動詞(am・are・is)の使い分けから学びましょう。

be動詞には2つの意味がある

狸雄
狸雄

Hi, Yumiko. This is Gray. He’s an alien.

(こんにちは、幽美狐。こちらはグレイだよ。彼は異星人なんだ。)

グレイ
グレイ

 I’m Gray. I’m from another planet.

(ボクはグレイだ。他の惑星出身だ。)

幽美狐
幽美狐

You’re attractive! My name is Yumiko. I’m glad to meet you.

(あなたは魅力的ですね!私の名前は幽美狐です。あなたと会えてうれしいです。)

 上の会話文に出てくる is・am・are は「be動詞」といいます。 is・am・are は形が違いますが、同じ意味です。その意味としては「=(イコール)の関係」と「~にいる・ある」の2つを覚えておきましょう。

=(イコール)の関係

 主語とbe動詞の後ろの語句は=(イコール)の関係になります

 主語は「~は」「~が」などと訳す語句で、英語では文の初めが主語になるのが原則です。主語とbe動詞はアポストロフィー( ‘ )で、he is → he’s、I am → I’m、you are → you’re などのように省略されることがあります。

 上の会話文では、次の文のbe動詞が=の関係です。

  • This is Gray. → this = Gray (こちら=グレイ)
  • He’s an alien. → he = an alien (彼=異星人) 
  • I’m Gray. → I = Gray (私=グレイ) 
  • You’re attractive! → you = attractive(あなた=魅力的) 
  • My name is Yumiko. → my name = Yumiko(私の名前=幽美狐) 
  • I’m glad to meet you. → I = glad (私=うれしい) 

 be動詞が=の関係を表す場合、be動詞の後ろの語句は、ものの名前を表す名詞か、状態や性質を表す形容詞です。上の会話文だと attractive と glad が形容詞で、それ以外は名詞です。

~にいる・ある

 be動詞は、主語が「~にいる」「~にある」という意味にもなります。上の会話文だと、 “I’m from another planet.” が「~にいる」の文です。

 be動詞が「~にいる」「~にある」を表す場合、be動詞の後ろの語句は、前置詞と名詞の組合せか、副詞です

 前置詞は、名詞の前に置いて意味を付け加える言葉です。”I’m from another planet.” の from (~から)や、下の英文の in (~の中に)、under (~の下に)などが前置詞です。

  • I am in the UFO. (私はUFOの中にいます。)
  • He is under your bed. (彼はあなたのベッドの下にいます。)

 一方、副詞は、名詞以外の語句を修飾する言葉です。下の文の here (ここに)などが副詞です。

  • The ghost is here. (幽霊がここにいます。)

is・am・areは主語で使い分ける

 be動詞のis・am・areは主語の人称と単数・複数の組み合わせで使い分けます。繰り返しますが、主語は「~は」「~が」などと訳す語句で、英語では文の初めが主語になるのが原則です

人称と単数・複数

 普段の生活では「人称」という言葉を使いませんが、英語ではとても大切なので覚えましょう。人称には一人称・二人称・三人称の3種類があります。

  • 一人称…私(自分)
  • 二人称…あなた(相手)
  • 三人称…私とあなた以外(第三者)

 また、日本語では「異星人」と言ったとき、その異星人が一人(単数)なのか、何人もいる(複数)のか、あまり気にしません。しかし、英語では単数・複数を意識しないと、be動詞を正しく使い分けられません。

  • 単数…1人、1つ、1匹
  • 単数…2人、2つ、2匹以上

人称と単数・複数の組み合わせ

 人称と単数・複数を組み合わせた主語と、その主語のときに使うbe動詞は次のように分類できます。

主語 組み合わせ be動詞
I(私は) 私+1人 一人称単数 am
we(私たちは) 私+2人以上 一人称複数 are
you(あなたは) あなた+1人 二人称単数 are
you(あなたたちは) あなた+2人以上 二人称複数 are
he(彼は)・she(彼女は)・it(それは)・Rio(狸雄は)・an alien(1人の異星人は)など 私とあなた以外+1人、1つ、1匹 三人称単数 is
they(彼らは・彼女らは・それらは)・Rio and Yumiko(狸雄と幽美狐は)・two aliens(2人の異星人は)など 私とあなた以外+2人、2つ、2匹以上 三人称複数 are

 これらをいちいち覚えていくのは大変なので、「主語が三人称単数のときは is で、それ以外のときは are 」と覚えて、「主語が三人称単数かどうか?」だけを考えることをおすすめします。「三人称単数=私とあなた以外の1人、1つ、1匹」と覚えましょう。

 主語が I のときは am ですが、さすがに “I am ~.” を “I is ~.” などとまちがわないはずです。こういう絶対にまちがわないものは無視して構いません。

is・am・areの使い分けを練習しよう

 主語をいろいろ変えて is・am・are の使い分けを練習しましょう。

 次の【問題】では、「主語が三人称単数かどうか?」だけをひたすらチェックしていくのがコツです。

【問題】次の各文の (   ) に is・am・are のどれかを入れなさい。

  1. I (   ) from another planet.
  2. She (   ) from another planet.
  3. They (   ) from the Earth. ※ the Earth = 地球
  4. Rio (   ) from the Earth.
  5. Rio and Yumiko (   ) from the Earth.
  6. You (   ) attractive.
  7. He (   ) attractive.
  8. We (   ) shocked. ※ shocked = ショックを受ける
  9. My friend (   ) shocked.
  10. My friends (   ) shocked.

【問題】の解答は次の通りです。

  1. I(私は) → am
  2. She(彼女は) → 三人称単数 → is
  3. They(彼らは) → 三人称単数ではない → are
  4. Rio(狸雄は) → 三人称単数 → is
  5. Rio and Yumiko(狸雄と幽美狐は) → 三人称単数ではない → are
  6. You(あなたは) → 三人称単数ではない → are
  7. He(彼は) → 三人称単数 → is
  8. We(私たちは) → 三人称単数ではない → are
  9. My friend(私の友人は) → 三人称単数 → is
  10. My friends(私の友人たちは) → 三人称単数ではない → are
みみずく
みみずく

9と10の主語には my がついていますが、これは「私」と訳すので、「私」という主語とは区別します。そのため、主語に my がついていても、be動詞は am にならないので要注意です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました